囲碁教室

陽の当たる教室通信No.71【負けず嫌い】

ご覧頂きありがとうございます。
陽の当たる教室のつかさ先生です。

先日、生徒達はロッテ杯に参加してきました。
お菓子のロッテが主宰する大会で、参加賞でコアラのマーチがもらえるので子ども達に大人気の大会です。
今回は5人の生徒達が出場しました。

その中で特に印象に残った事があります。
前回の大会で級が上がって今回は初めて13路盤のクラスで対戦する女の子です。
教室でも、負けそうな相手とはなるべく打ちたくないというくらいの負けず嫌いなAちゃんです。

大会は、対戦中は保護者、引率者は全て会場の外に出されてしまいます。
なので遠目から生徒の事を見て回っていました。
1回戦目、Aちゃんは黙々と打っていました。
会場を回って戻ってみるとまだ打っています。
周りの子達は2回戦目をはじめているのですが、Aちゃんの対戦だけ終わっていません。
「これは、負けを受け入れられてないな」
と思いました。
負けているけど、負けを認めるのが悔しくて終わりにできないのです。
そのうち、しきりに目をこすり始めました。
泣き始めてしまったのです。
「あ〜、こりゃ続けられないかな?」
とつかさ先生は思ってました。

しかし、以外にもすぐに次の対戦に向かって行きました。
対戦をはじめた所で、一安心し他の子の所に向かいました。
15分後、戻ってみるともう2局目が終わってました。
受付をみると、スタッフの人になだめられている子がいます。
Aちゃんでした。

つかさ先生を見つけると駆け寄って来てがっくりとうなだれます。
なにを聞いても、答えられません。
下唇を噛んで一生懸命泣かないようにしています。
しばらくして、つかさ先生が
「もうやめる?」
と聞くと答えられません。
Aちゃんの良い所は、『負けるのが嫌い』であって『負けるのが怖い』ではない所です。
負けるのが怖い子は即答で「やめる」と言います。
「Aちゃんが勝てるの知ってるよ、残り三回勝っておいで」
というと小さくうなずいて対局に戻りました。
つかさ先生は正直1回勝てれば御の字かな?と思っていましたが
Aちゃんは残りの三回をあっさり勝ってしまいました。
負けるのを怖がらずに向かって行った結果です。
負けを怖がらない姿勢で居続ければ、きっとこの先もっと良い結果が手に入るでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様とお会いできる日を心待ちにしております。

つかさ

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